6月26日(木)

(1)
白衣を着たスタッフ、包帯の帯の下にかがみ込んで入り、包帯スクリーンに映る映像を眺めるように来場者を案内。

(2)
解剖されたコンピュータのパーツをシリコンで固める作業を継続する。パーツを眼にした女性来場者からの「これ何ですか」との質問にI医師は「腎臓です」と答える。さらに続けて、埃で汚れた基板を「汚いわね」と言われたのに対して、I医師は「彼は肺ガンだったんです」と返答する。

(3)
緑のインフラ蛇がインフラ包帯を縫うように海市を覆いはじめる。蛇は会場のあちらこちらで蠢いている。会場外のスペースにまで飛び出した蛇も。Y医師をはじめとして閉館後も都市織物(アーバン・ファブリック)の試行錯誤が続く。

(4)
会場に電話のベルが響く。丸く並べられた十数台の黒電話が鳴っているらしい。受話器を取ろうとするが、混線していて、どの受話器を取ればよいのかわからない。慌てているうちにベルは鳴り止んでしまう。この黒電話の番号は03-5353-0926。誰がかけてくるのか、誰が応答するのか、それは不確定なまま。

(5)
会場のビデオ映像は編集してホームページで公開予定。効果音を用いて会場のサウンド・スケープを変えることを検討している。

地下に蠢くインフラ蛇
胎児になって夢見る
本日も新たな解剖が続く
臍の緒の混線したmedia children
会場外へ飛び出すインフラ蛇
都市織物の開始
来場者に症例を説明するY医師

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