Blog (Before- & Afterimages): 2009年8月アーカイブ

2009年8月アーカイブ

書誌情報は
田中純「ガリレオと「見ること」」、『現代思想』2009年9月号(第37巻12号)、青土社、2009年、74〜91頁。

この論文の2節で記述した、パノフスキーのガリレオ論と火星の楕円軌道を象徴したヴァールブルク文化科学図書館ホール(閲覧室)などとの関係については、執筆後になってホルスト・ブレーデカンプの次の論文に言及があることを発見した。補足しておきたい。
Horst Bredekamp: Gazing Hands and Blind Spots: Galileo as Draftsman. In: Jürgen Renn (Hg.): Galileo in Context. Cambridge: Cambridge University Press, 2001, pp.153-192. 該当箇所はpp.184-186。

なお、パノフスキーのガリレオ論には、絵画と彫刻の優劣を論じたガリレオの論文における「視覚的」価値と「触覚的」価値との区分が、「近代的な」それの興味深い先駆けになっているという指摘がある。こうした点にも関連して、本論文で論じたガリレオにとっての「可視性」の問題を、美学におけるいわゆる「純粋可視性」(フィードラー)をめぐる議論と関連づけ、「科学的認識の感性論」とでもいったものを考察する可能性があるかもしれない。

書評:『フジツボ 魅惑の足まねき』

書誌情報は
田中純「書評:『フジツボ 魅惑の足まねき』」、「読売新聞」2009年8月2日付朝刊。


書評:『「芸術」の予言!!』

書誌情報は
田中純「書評:『「芸術」の予言!!』」、「読売新聞」2009年7月26日付朝刊。



この本ともわたしとも直接は関係ないが、世の中には「書評を読んで高価な本を買って損した」というようなことを公の場で口にする人がいると知ってびっくりした。買うも買わないも最後は自分の判断でしょうに。

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田中 純
東京大学大学院総合文化研究科・教授
TANAKA Jun, Ph.D.
Professor
The University of Tokyo

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