Blog (Before- & Afterimages): 2013年11月アーカイブ

2013年11月アーカイブ

ハデスの吐息──アーシア探索(続)

『UP』12月号に寄稿しました。連載「イメージの記憶」の第34回です。
書誌情報は
田中純「ハデスの吐息──アーシア探索(続)」、『UP』494号(2013年12月号)、東京大学出版会、2013年、48〜55頁。

情報人文科学レポート参考文献

1と3を修正版に差し替えました。(2013年11月21日追記)

Bredekamp_2003.pdf
1.英文:Horst Bredekamp (2003) のイメージ学に関するテキスト
2.英文:Fernando Vidal (2012) の神経美学批判について

3.独文:Karl Clausberg のテキスト、神経系美術史・イメージ学

坂本泰宏氏講演会(11月13日)趣旨

芸術作品等を対象とした知覚研究においてゲシュタルト心理学が寄与しうる可能性は、ヴォルフガング・ケーラーやルドルフ・アルンハイムら、マックス・ヴェルトハイマーの弟子達によって示唆されるとともに、美術史・イメージ学においても言及されてきた。しかし、デビット・マーによるゲシュタルト心理学批判などに見られるように、当時の社会的・技術的背景も相まって十分な発展を遂げることができなかったゲシュタルト心理学(ベルリン学派)の方法論的な欠陥はその実現を先送りにしてきた。

一方で、2013年にドイツ・フランクフルトに新設されたマックス・プランク経験美学研究所は、還元主義的な傾向の強いニューロサイエンス発祥の神経美学とは異なる、神経系人文学による新たな審美・知覚研究の可能性を模索することをスローガンとして掲げている。このような、人文学的表象分析を軸とした審美・知覚研究はカール・クラウスベルク提唱の神経系イメージ学の考えに根ざしている。 

これらの学術的背景を踏まえ、本講演では(1)芸術・イメージ知覚研究に関するこれまでの動向を整理するとともに、(2)ゲシュタルト心理学と神経系イメージ学の接点を探ることによって、人文学的仮説に基づく新たな知覚研究の可能性について具体例を交えて議論する。

「醜美の根源、ゲシュタルト、知覚表象の狭間──神経系イメージ学の探求」
日時:2013年11月13日(水) 18:00-20:00
場所:東京大学駒場キャンパス18号館4階コラボレーションルーム3
主催:科学研究費補助金(基盤研究(B))「科学の知と文学・芸術の想像力」(研究代表者:鍛治哲郎)

入場無料・事前登録不要

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田中 純
東京大学大学院総合文化研究科・教授
TANAKA Jun, Ph.D.
Professor
The University of Tokyo

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